令和の時代にローズキングダムとティアーモの血統表を見比べる

【今週の動画】去年は7番人気◎マコトヴェリーキー&印上位でズバリ!攻略のカギはコレだ!
https://youtu.be/zAtQZcnYTrc

フラワーカップの血統レビューでアメティスタについて書いていた際、母のティアーモに妙な既視感を覚えたのですが、考えてみればこれローズキングダムですね。

どちらも父キンカメ×母父サンデーサイレンスは共通で、祖母もリファールとリヴァーマン≒ミルリーフの組み合わせ。

ザックリ15/16同血くらいの関係でありキャラクターが似通ってきて不思議ないのですが、ローズキングダムはジャパンカップや京都大賞典を制す大箱向きに完成したのに対し、ティアーモは小倉芝1800mで2勝クラスを勝ち、古馬になってからは札幌と中山2000mで馬券になったような小回り・内回りの機動力型に完成しました。

このキャラクターの違いは残りの「1/16」に起因するものでしょう。

ローズキングダムの「1/16」であるRiviere Doreeは、大箱向きのSecretariatに対して、Luthier×Sheshoonというフランス血統を持ってきた斬れ血統だったのに対し、ティアーモの「1/16」Trillionは、Hail to Reason×Margarethenという父母相似配合。

Royal Charger≒Nasrullah3×3に加え、Sir Gallahad, Bois Roussel, Admiral Drakeを使ってPlucky LiegeをマシマシにしているのがTrillionの特徴。このPlucky Liegeマシを主にKingmamboを使ってBull Dog=Sir Gallahad継続としたのがティアーモなわけです。

ローズキングダムはキンカメの母マンファスを介するMill Reefクロスを牝系のフランス斬れが支える形になったので大箱向きに出たのに対し、Plucky Liegeまみれの牝祖を持つティアーモはキンカメの中からKingmamboのBull Dog=Sir Gallahad的パワーを抽出したがゆえに、小回り向きの機動力型になったということでしょう。ついでに言えばGallant Fox=Margueryですし。

名門Margarethen牝系の中でもTrillionの枝は、”鉄の女”Triptychや凱旋門賞連覇のTreveなどが出た超一流のファミリーなのですが、日本だとどうにもパワーや機動力に寄り過ぎるきらいがあって、活躍馬を上から並べてみるとフリオーソ、イグナイター、インユアパレス、アンコイルド、ルナフォンターナ。前半3頭はいずれもダート馬で、アンコイルドは洋芝巧者、ルナフォンターナは芝短距離を爆走するタイプでした。芝中距離重賞の勝ち馬にはトリリオンカットがいますが、この馬が勝った朝日チャレンジCも小回り旧中京が舞台でしたからね。芝中距離で買うなら大箱より小回り・内回りです。

ということで「牝系キャラを思えばアメティスタにとって中山芝1800mは合っていると思います」という戦績を見れば2秒でわかりそうなことをあっちこっちに脱線して導き出した火曜日の夜でした……。

コメント

タイトルとURLをコピーしました