スペシャルウィークの栗毛

大外一気が得意なトウシンマカオがスプリンターズSに出走予定なのを見て、ふとフローテーションを思い出しました。

スペシャルウィークの栗毛馬って、フローテーションの菊花賞&ステイヤーズSでの2着にしろ、サンバレンティンの福島記念にしろ、ゴルトブリッツの帝王賞にしろ、トーホウジャッカルの菊花賞にしろ、ウインフルブルームの皐月賞にしろ、道中で内ラチを頼れた時か4コーナーで自身の外に馬がいない隊列で好走することが多かった印象。

同じ栗毛のトウシンマカオもその類なのでは? ということを思いつきました。

で、血統表の3代以内にスペシャルウィークが鎮座まします馬を収得賞金順に並べてみると、ダノンデサイル、ビザンチンドリーム、トウシンマカオ、ミッキーファイト、テンハッピーローズ、ヴェンジェンス、ゴルトブリッツ、タイセイビジョン、ヴェルデグリーン、マテンロウスカイ、サンバレンティン、ベステンダンク。馬群を捌く形を得意とした馬はほとんどおらず、揃いも揃ってラチを頼るか、4角先頭か、大外一気かみたいな方ばかり。

気性難を伝える血としてスペシャルウィークに入るAureoleを取り上げることが多いのですが、そのAureoleはまさに栗毛の馬。スペシャルウィークの栗毛馬はこれに由来する乗り難しさを受け継いでいるのかもしれません。

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