サンライズアース、アドマイヤテラを輩出し、良く言えばステイヤー種牡馬、悪く言えば鈍足種牡馬としてのキャラクターを築きつつあるレイデオロ。個人的には来年の種付け料250万円は安いと思うのですがまぁそれは置いておいて。
以前某所で記事にしたことがあるように、レイデオロから手っ取り早くスピードを引き出すにはトライマイベスト~セックスアピールの北米パワーを引っ張り出すのが近道。母父エンパイアメーカーのレイデオロ産駒はJRAで4/4で勝ち上がっているのは、ひとえにトライマイベスト=エルグランセニョールが効いているからでしょうというスタンス。
トライマイベスト~セックスアピールに絡めたニアリークロスを抱えるレイデオロ産駒の成績は以下のとおり。
▼トライマイベスト=El Gran Senor【12-3-2-28】
JRA勝ち上がり率:44.4%(9頭中4頭勝ち上がり)
代表馬:トロヴァトーレ、ムルソー
メモ:勝ち上がった4頭はいずれも母父エンパイアメーカー。このパターンは牝馬も勝ち上がるのがポイント。勝ち上がれなかった5頭のうち3頭は母父ディープインパクト。
▼トライマイベスト≒Confidentiality【3-1-2-4】
JRA勝ち上がり率:100%(2頭中2頭勝ち上がり)
代表馬:カラマティアノス、バラダレイナ
メモ:バラダレイナはトラブルさえなければもうちょい上のクラスでもやれた気がする。
▼トライマイベスト≒デインヒル【16-8-8-68】
JRA勝ち上がり率:42.1%(19頭中8頭勝ち上がり)
代表馬:アドマイヤテラ、ピックデムッシュ
メモ:「ノーザンダンサーとバックパサーならデインヒルでええやろがい!」というクソ雑な思考回路。ただ意外と悪くない。牡馬に限れば勝ち上がり率60%。特徴的なのは圧倒的に芝向きに出る点で、このパターンはダートで13戦して全着外。掲示板すらない。
▼Sex Appeal≒I Pass【5-4-1-37】
JRA勝ち上がり率:27.3%(11頭中3頭勝ち上がり)
代表馬:エキサイトバイオ、ドゥカート
メモ:全体として小さく出やすい配合。エキサイトバイオとドゥカートはデビュー時点で460キロ以上あったのでサイズ感が重要になる配合パターン? また勝ち上がった3頭はいずれも牡馬。上ふたつは牝馬でも勝ち上がっていたのだが、このパターンはレイデオロ的に牡馬の方が走る。
▼Sex Appeal≒Numbered Account【6-2-2-13】
JRA勝ち上がり率:42.9%(7頭中3頭勝ち上がり)
代表馬:カラマティアノス、シンハナーダ
メモ:トライマイベスト≒Confidentialityのパターンに5頭が加わる形。加わった5頭のうち勝ち上がったのはシンハナーダ(現3勝クラス)のみだが、勝ち上がれていない4頭のうち3頭が母父ディープインパクト。
<参考>トライマイベスト直接クロス【0-0-0-4】
代表馬:レイデアンジェロ
メモ:この馬はLast Tycoonの直接クロスでした。
基本は牡馬優勢なのですがエンパイアメーカーを使ってエルグランセニョールとの全兄弟クロスにするパターンとコンフィンデンシャリティを使うやり方は牝馬も走るのがポイント。というかディープ肌とのアンチニックスっぷりたるや。牝馬だと致命的でこれまでJRA3勝というのは……。

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