先週は風の影響もあってラップだけだと判別しづらいレースが多かったですね。
【気になるラップ①】
▼月曜中山12R・4歳上1勝クラス(芝2000m)
勝ち馬:キャピタルリッチ
勝ちタイム:1分59秒2
レース上がり1000m:58秒4
中山芝2000mを「勝ちタイム1分59秒5以下」「レース上がり1000m58秒5以下」で制した事例は過去15例。このうち半数近い7例は時計の速い野芝オンリーの9月開催(※さらに言えば4例が開幕週の紫苑S)でのもの。
野芝・洋芝混合の1~4月、12~1月開催でこの条件をクリアした馬は以下の8頭。
①フェデラリスト@12年中山金杯
→重賞2勝
②ラブリーデイ@15年中山金杯
→GI2勝(宝塚記念&天皇賞・秋)
③テオドール@17年鹿野山特別
→OP馬(JRA5勝)
④リカンカブール@24年中山金杯
→重賞1勝&オールカマー3着
⑤グランベルナデット@24年初富士S
→OP馬(忘れな草賞勝ち)
⑥エンパイアウエスト@24年野島崎特別
→OP馬(JRA4勝)
⑦エラン@25年1勝クラス
→現3勝クラス
⑧ミュージアムマイル@25年皐月賞
→GI2勝(皐月賞&有馬記念)
ご覧のとおり少なくとも3勝クラスまでは出世していて、軒並みOP馬という状況。キャピタルリッチは最内枠でマリアイリダータを目標に完璧な競馬ができたとはいえ、この時計を勝ち切った以上は上のクラスでも評価したい存在です。
【気になるラップ②】
▼日曜中山11R・フェアリーS
勝ち馬:ブラックチャリス
勝ちタイム:1分33秒6
前後半4F分割ラップ:45秒9→47秒7
距離延長組のワンツースリー決着という短距離色の強い決着になった今年のフェアリーS。ピエドゥラパンやギリーズボールといった中距離色の強い人気馬がまとめて人気を裏切る結果となってしまいました。
勝ちタイムが1分34秒5以下だったフェアリーSは今年を除いて過去7回。
その7回で距離延長組は【1-3-4-32】複勝率20.0%。ここだけ見ると大したことないのですが、ここに「1~3枠に入った馬」という条件を付けると【0-1-4-8】複勝率38.5%&複勝回収率146%。
さらに「芝での勝利経験がある馬」という条件を追加すると【0-1-4-5】複勝率50.0%&複勝回収率190%と普通に狙える数字が出てきたという。今年の数字も含めてしまうと【0-2-5-8】複勝率46.7%&複勝回収率235%。先に気づいていれば良かった……。
来年以降もタイムが速くなりそうなメンバー構成なら内枠に入った距離延長組を重視する方針を押さえておきたいところです。
また今年の結果だけ見て、来年の今頃は「距離延長組が買いだ!」となっているかもしれませんが、1分34秒6以上かかったフェアリーSでは延長組は【0-1-1-41】複勝率4.7%と壊滅的なので、時計がかかりそうなら前走マイル以上を使ってきた馬を狙うのがベターかと思います。

コメント